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本日5月25日、姫路城近くにある日本城郭研究センター二階大会議室にて三星会(姫路藩酒井家文化研究会)主催の例会にて行われた講演を聞きに行ってきました。
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内容は、姫路藩士で明治期には漢詩人としても活躍した「水越 耕南(みずこし こうなん)」について。
講師は、柴田 清継氏(武庫川女子大学非常勤講師)と蒋 海波氏(孫文記念館主任研究員・武庫川女子大学非常勤)のお二人。
明治期の元・姫路藩士がどう活躍したかを聞けて楽しかったです。

さて、蒋 海波先生が講演の前に自己紹介をされる中にこんな話をしてくれました。
「何故、私が姫路藩士「水越 耕南」を研究テーマにしたのか?それは、研究出来る史料があったから。研究とは、やりたい題材とやれる題材とは、必ずしも一致できるものではありません。研究したくても、研究するための史料がなければ、研究出来ないのです。」というお話です。
それは、本当にその通りだと思います。
私は、自分に出来る範囲の事しか出来ませんが、自分なりに史料を集め、兵庫県下の古武術史を調査して、少しでも後世の古武術修業者に情報を伝えられたら、と考えて行動しています。それが少しでも進められるのは、史料を保存して下さった人達がいてくれるからです。その感謝の気持ちが原動力の一つになっています。
史料があることは幸運で、それを生かそうとしないのは、無責任と言う名の罪だと思います。
今回、姫路藩士「水越 耕南」の講演を聞き、改めて兵庫県下の古武術史跡調査の意欲が沸きました。
三星会の例会は、姫路藩の文人の講演が行われる場所ですが、私にこういう刺激を与えてくれる場所なので、今後も例会に参加して、色々な事を学びたいと思います。
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当会には、余川さんという78才になる方がおられます。
先週、私が力信流の木刀を持参した時に、私の木刀を一目見ただけで、翌週に自作の木刀を持参して来ました。
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(色の濃い方が余川さんの自作の木刀。)
信じられないほどの出来です。
余川さんは、一回の稽古でサイズから何から何まで見抜き、一日でこれをこしらえて来たのでした。
こんな事を言ってはいけないのかも知れませんが、余川さんの木刀とツバには一部の隙もなくピッタリとハマっており、ビクともしない。私が購入した木刀よりもはるかに高い精度で作成されていたのでした。
正に感動の一品です。

余川さんは元研ぎ師の方で当会に入る前から少林寺拳法を習っておられて78才とは思えないほど若々しい方です。余川さんは75才の時に入会しに当会の稽古場を訪れました。私は最初、高齢を理由に入会をお断りしました。
すると余川さんは、「これを見てくれ」と言って、いきなりその場で腕立て伏せを始めました。その腕立て伏せの速度が尋常じゃなかったので、私は、すぐに考えを改めて入会していただくことにしました。「この人は、只者ではない。」と、思いました。恐らく私以外の人でもそう判断したと思います。

余川さんが優れているのは、体力や器用さだけではありません。郷土の歴史の生き字引といって差し支えないほどお詳しい。私は、余川さんの知識を稽古場の皆で共有するべきと考えて時々、稽古の前に余川さんに郷土の歴史の講義を一時間近くしていただくこともあります。
余川さんは何と小学生の時に一人で網干区の道標を辿り、江戸時代の人がどういう道を歩いていたかを調べて地図を作成する研究をして教師に誉められた事もあるそうです。小学生の頃から地域の歴史を調べていたのですから、生き字引になるのも納得です。
余川さんは、和歌や文楽、お茶等もお詳しい。
本当に尊敬出来る人です。
こうなれば、どちらが弟子か師匠かわかりません。だから、私は深い尊敬の念をもって余川さんに接しています。こういう方に巡り会えた私は、とても幸運だと思います。

いつか私が高齢者になったとき、余川さんのように尊敬される人間になりたいと思います。
余川さん自作の木刀を見てつくづくそう思いました。

関西支部長の山根氏経由で注文していた力信流の木刀が本日、無事に届きました。油を塗る前の無垢な姿を記念に写真を撮りました。
流儀には、流儀指定の形状をした武器を使用するのがのぞましい。
勿論、作成してくれる武道具店が近隣になく、仕方ない場合もあるでしょうが、作成してくれる武道具店と知り合いになれたら、ラッキーでしょう。
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これで本来の形で力信流の稽古が可能となりました。

岡山県内で学ばれた力信流は、現在も岡山県の畑鮎で大江先生が御指南されています。大江先生は、江戸期に力信流の師範であった「大江 安左衛門」の直接の御子孫です。大江先生の稽古場は、江戸期に稽古場があった場所に今もあります。
江戸期に師範であった一族の御子孫から、現在でもその流儀を習える稽古場など全国的にもとても珍しく、通える人は、とても幸運でしょう。
岡山県にお住まいの古武術修行者は、流儀存続のため、郷土の伝統芸能を守るため、是非とも大江先生の所に通っていただきたい。

勿論、水月塾関西支部や姫路稽古会でも力信流を稽古出来ます。
岡山は遠くて通えないという方がおられましたら、是非、一緒に稽古しましょう。

我が家の庭にはもう20年以上、ピンクの花が咲くオールドローズが、植わっています。
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毎年5月になると大輪の花が大量に咲くこの弦バラを母が庭に植えたのは私がまだ高校生の頃でした。
園芸が好きな両親が庭一杯に色んな花を植えたので、庭には季節毎に様々な花が咲きみだれ、通行人の目を癒しています。
特にバラやユリ、チューリップや牡丹は家族全員が好きな花なので多く植わっており、時折、通行人が足を止め、庭の花を見せてほしいと頼まれて案内する事もあります。
丹精込めて育てた花が通行人に誉めていただけるのは、母も嬉しいらしく、「今日は、こんな人が来てバラを見て帰ったよ」と、嬉しそうに私に話します。
私も母の依頼で休日を利用して木製の柵を立てたり、鉄筋と溶接でバラの誘引用にアーチを何本も作ったり、レンガとコンクリートで花壇を作ったりしました。
20年以上の時間をかけて、家族でガーデニングをして作った庭は、今では他人に喜んでいただけるレベルになりました。
花を育てるのには、根気がいります。
花も武芸も人に見て感動していただけるレベルになるには、時間と手間がかかります。
水月塾に入ってから始めた私の居合は、まだまだ師範レベルに程遠いレベル。我が家の庭に咲く花のように時間と手間をかけて育てていきたい。

5月5日諏訪神社にて行われた水月塾奉納演武に参加しました。
3日の夜に姫路を出発して4日に奉納演武の前に演武の打ち合わせと確認を行い、5日に奉納演武をして6日の朝に姫路に帰ってきました。

今年の奉納演武、私は本部のブランドン氏と共に力信流の剣術。個人では神道無念流立居合を演武しました。
稽古したことが、そのまま出せるほど世の中甘くはなく、本番は足場をとられたり、思ったとおりの動きができてるつもりでも出来てなかったり。今後も精進が必要です。
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5日の奉納演武の後は、小佐野先生の御自宅でおもてなしを受け、夜になると町に出て、串揚げのお店で恒例の宴会の後に散会しました。

今回の行事に参加して演武以外で特に印象に残ったことと言えば、4日の稽古の内、座学の授業をです。江戸期の古文書をテキストにして、当時の社会がどういうシステムになっていたのか、学びました。古文書を丁寧に一字毎に解読しながらの解説を皆で楽しみながら、授業を受けました。
今後の古文書解読に役立てます。