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25日に兵庫県たつの市にかつてあった一橋徳川家の領地。
そこの庄屋だった「堀家」開放日だったので見学に行きました。
当日は地元の小学生がガイドとして参加。一生懸命に暗記した堀家住宅の説明をしてくれました。
私がこの「堀家」に興味を抱いたのは、天心流(※天心流の調査発表は、悪用を避ける為に同人誌や地元での公演で行います。)の調査を協力して下さっているお方に以前、たつの市にある「粒座天照神社」に掲げられた「新海流柔術」の奉納額をご紹介した際に、奉納額に記載された「堀」姓があることを指摘され、たつの市にある一橋徳川家領内の「堀家」について説明を受けていたからです。

この「堀家」は年に一回、解放されていますので今回、訪ねてみたわけです。

しかし、当日、私は肝心の「新海流」の奉納額の印刷を忘れていました。車で5分ほどの距離にある神社ですので、写真を撮ってすぐさまコンビニでコピーしようと思い、再び粒座天照神社に行きました。

すると前回見落としていた(夕方だったので暗くて見落としていたのです)新たな武術奉納額を発見しました!
一つは同じ、「新海流」の奉納額。右端の赤い四角の中に「新海流」と書かれています。

こちらは薙刀が付いています。その下にも奉納できる台座がつけられていた跡があります。おそらく木刀や捕手に使う武器が掲げられていたのでしょう。薙刀が奉納されている以上、たつの市の新海流柔術は柔術を表芸にする総合武道だったようです。
この奉納額で注目すべきは、さらに門人の名前の中にもあります。
薄れていて見えにくいですが「水守 理之助」の名前があります。(中央の赤い四角の中)実はこの人物、上でご紹介した明治の新海流柔術の奉納額の師範の名前です。
明治33年の頃には稽古場の主ですが、この奉納額の時はまだ一門人に過ぎなかったようです。となると、これは江戸時代の奉納額の可能性もあります。その他の人の名前もかすれていて見えにくいですが、判別する範囲で士籍などを探したいと思います。

さらに弓術奉納額が2枚一組と一枚組。

2枚組には龍野藩城主「脇坂」の名前があるのでかなりの腕っこきが集まった奉納演武だったのではないでしょうか?これも文字がかすれていますが可能な範囲解明します。

もう一つは、「射術大内蔵流」の射撃奉納額。こちらは他の奉納額の下にあったので気が付きませんでした。こちらの名前も解明していきます。

堀家開放日に新海流柔術の奉納額との関係性は未だ見つかっておりませんが、龍野藩士にないお名前なので一橋徳川家領内の奉納だと推測できます。
今後、更なる調査が必要となりますが、忘れ物をしたおかげで新たな奉納額を見つけることに成功し、結果オーライ!
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柔新心流居合之次第

どうかしてた!!